【アメリカインディアン】ナバホ族のサンドペインティング【No.1】
アリゾナ州の最大の観光スポットとして、日本人にも大人気のアンテロープ・キャニオン。
この地で暮らすインディアン・ナバホ族のサンドペインティング(砂絵)です。
もともとは、儀式の際にメディスンマン(祈祷師)が描いていた砂絵。ナバホの神話にもとづいた聖なる山や人、穀物や動物など、様々なモチーフが描かれています。砂絵は精霊が降臨する場所と考えられ、儀式後には消されてしまうものでした。
それを、1940年代頃から、永続的に残すための工夫が施され、芸術作品として親しまれるようになっています。
全作品に、ハンドメイドの額が装着されています。
【神話の世界】
ナバホ族には、世界の始まりを表す創世神話があり、口伝によって継承されてきました。一人の男と女が誕生するところから始まり、第一の世界から順を追って、現在の世界へたどり着きます。特に重要な動物として、コヨーテが登場します。彼らは賢く、強く、悪知恵の働く存在。砂絵にも、度々コヨーテが描かれています。
【聖なるモチーフ】
砂絵には太陽や大地、植物など、ナバホ族にとって大切なモチーフが描かれています。もっとも象徴的なのは、YEI(イェイ)と呼ばれる、人間と神の中間のような存在。すべてのものと調和し、生きていく術を教えてくれます。
【自然素材のアート】
ナバホ族のサンドペインティングは、自然に存在する材料だけを使って描かれます。近くで見ると、盛り上がった砂の重なりに見惚れてしまいます。細かな粒の集合体が描く、神秘の世界をぜひ間近でご覧ください。
こちらは、店主が約40年前買い付けたものになります。
【商品名】ナバホ族のサンドペインティングN0.1
【製作年代】1980年代頃
【サイズ】
高さ約59cm、幅約59cm(額込)
【生産国】アメリカ