「dish up Hamanako by gallerykura」のご紹介



日常の食卓に、宝物を。

長年、浜名湖畔で骨董を扱うお店として営業してきた「ギャラリー蔵(ギャラリーくら)」。現在はお店を閉め、コツコツと集めてきたものを皆様にお譲りするべく、新しいお店の形を模索しています。

その一つとして作り上げたのが、この「dish up Hamanako by gallerykura」です。dish upには「お皿に盛り付ける」という意味があります。このサイトでご紹介するのは、普段の食卓を色あざやかに演出する、「ちょっと特別な」うつわたち。何気ない瞬間を、平穏な毎日を、「大切なうつわ」で過ごしていただけるように。

店主は、器(うつわ)を手に取り、眺め、慈しみ、それを日常に取り入れることに幸せを見出してきました。例えば江戸中期の古伊万里を集めて、それに毎日の食事を盛り付ける。普段の食卓が、どんなに贅沢なものに変わるのか。一粒のお米の美味しさを、いかに引き立ててくれるのか。それを実感しながら生きてきたのです。

作り手の矜持、作品に込めた思いを感じ、その「特別感」を毎日の食卓で楽しむことこそが人生の贅沢。

そんな店主が、数十年前に愛して止まなかった北欧食器があります。「アラビア」の「アネモネ」シリーズです。当時まだ会社員だった店主は、それを少しずつ集めることに喜びを見出していました。大きな丸皿、取り分け用の小皿、カップ&ソーサー。小さなアイテムは、すべて5つずつ揃えました。

ほとんど使うことのないまま、今に至る宝物たちを、次世代の人々にお譲りしたい。そんな気持ちでこのサイトを作り上げました。

「正直に言えば、北欧食器は日本の骨董に比べると『工業製品である』という要素が強く、仕上がりには多少雑な部分も見受けられます。けれど、一つひとつ手書きされたアネモネの花、日本の藍色とは印象の異なるネイビーブルー、そして何よりシンプルで味わい深いデザインに惹かれます」

そう店主は語ります。

うつわを愛する人が、大切にし続けた「アネモネ」シリーズ。それに加えて、店主が長年「自分のために」集めてきた食器、日常を彩る雑貨たちを、ここでご紹介させてください。

ぜひ、これからの毎日の暮らしに、取り入れてみてください。